あらすじ
数学好きな少年が、学校の問題集に載っている何気ない一問に、妙な違和感を覚えた。答えは確かに出る。しかし、その答えの一方に確実性が無い事に気付いた。そのことを、学校の教師や父親に話すと、やはり同じ問題意識を持った者達が増えていった。そして、そのことに先に気付いていたとある教師が、その問題に取り組むあまり、不幸な死を遂げたのだった。少年はそうとは知らされず、自身も興味の趣くままに、自分なりの方法で真剣にその問題に取り組んでみた。しかし、父親はその姿を応援したいと思いつつも、そのまま、その世界に没頭させてしまうことが、はたしていいことなのかと、疑問を抱くようになる。そして、次第に少年は没頭の度合いを増し、いよいよ健康状態にも影響が出るほどに・・。