あらすじ
街の底で生きる芹沢は、裏の情報を売って食う、いわゆる“反社”。
そんな彼の鞄から、ある日、盗聴器が見つかった。
仕掛けたのは白石――名家の跡取りだったはずの男。
「助けてもらった日から、俺は君しか見えないんだよ」
気味の悪い言葉を吐きながら、それでもなお彼の影を追い続ける白石。
面白半分に、芹沢は彼を自宅に住まわせる。
壊れるほど殴られ、血に沈んでなお、互いにしか縋れない。
それは恋か、愛か、それとも――ただの執着か。
裏社会に抗いながら、ふたりは否応なく選び取る。
生きるなら、共に。死ぬなら、なお共に。
※ボーイズラブ注意