あらすじ
内気な青年・鬼生田茅は母の故郷である葦船市という町で市役所職員として働いていた。
人間関係と介護に疲れ果てうつ病を患った彼は頼れる身寄りがないため、幼い頃からの友人である現職の警察官・北門東と同居しながら療養を続けている。しかし自分が生きていることで周囲に迷惑をかけているのではないかという疑念に取り憑かれ、希死念慮を払拭できないまま日々を過ごしていた。
そんなある日、気晴らしに訪れた思い出の公園で、首吊り死体を持ち去ろうとする二人組に出くわす。彼らの正体は獣じみた姿の食屍鬼であり、茅はその場で喰い殺されてしまう。
ところがその翌日、茅は病院で目が覚める。一度死んだはずの茅の身体には異変が起きていた。