あらすじ
志願者として現れた一人の男・みみずく。
彼が求めたのは一千万円――だが、彼の武器は奇抜なプレゼンでも、派手な演出でもなかった。
それは「沈黙」。
言葉を発さず、仁王立ちのまま数分、数時間、やがて数日……
その沈黙は虎たちを揺さぶり、投資という舞台を超えて「神話」へと変貌していく。
爆発する金持ち父さん、降り注ぐ金の粉、逆さにひっくり返る虎。
祭りの日の狂騒と、炎上と修正。
そして訪れる宇宙規模の決戦――「金」と「言葉」、どちらが未来を創るのか。
沈黙を武器に戦う志願者は、やがて「会話そのもの」へと進化し、
物語はビッグバンとともに終焉を迎える。
令和の虎ごっこから始まった遊びは、いつしか宇宙を揺るがす伝説になった。
これは、沈黙と投資と物語をめぐる壮大な神話録である。