あらすじ
惑いの森リドフォードの奥深く、美しい魔女ルルは、使い魔の少年ヴィクターと二人でひっそりと穏やかに暮らしていた。
そんなある日、ルルは森の入り口で倒れていた青年エドワードを助けた。
エドワードはアルグランド王国の元第一王子で、現在は国を追われている。
森の魔女ルル、使い魔ヴィクター、元王子エドワードの共同生活が始まった。
雪柳と木香薔薇。蛍が舞う泉のほとり。
降るような星空。美味しい食事と芳しい紅茶の香り。
「王子様の願いが叶い、幸せになること」
それがルルの、千年前からずっと願い続けてきた、たった一つの願いであるとエドワードが知ったとき、世界は一瞬にして変わり始めた。