あらすじ
人間は、逃げる生き物だ。
運命から時間から責任から自分から友達から恋から親から
死から。
逃げたことのない、目を背けたことの人間なんかいない。
抗わない、戦わない人間もいない。
逃げるのは醜いし、時にはひどく見える。でも、逃げてもいい。
どうしようもなくでも、きれいじゃなくても、汚くても、はしたなくても、情けなくても。
にげていいから、にんげんなのだ。
でも、逃げるよりも、戦った方が美しい。
負け戦だとしても、向き合うのはきれいだ。
負けイベント相手であっても最後まで立ち上がるのは勇敢だ。
たとえ逃れられないものだとしても、それから目を背けないのは愚直だが、潔い。
逃げた男と、戦う女の子。
時に醜く、時には儚くきれいな二人の
どうしようもなくどうもできない運命から不幸をかき分け、足掻き分ける。
幸せに出会いに行く物語。