あらすじ
──妖の血を取り込み、子に力を与えよう。
平安時代。
魑魅魍魎が跋扈し、人々が悪霊や悪妖に怯えながら生きていた時代。
人知れず国を護る役目を背負う半妖の一族が生まれ、『愛沢』の姓を賜った。
そして。
時は流れて現代日本。
愛沢家では、可及的速やかに解決しなければならない問題があった。
愛沢六人兄弟の長男・愛沢亜乱の拗らせた片想いである。
彼が恋する相手は、幼馴染の坂口華里奈。
側から見ても両片想いであるのは間違いないのだが、亜乱は妖とは一切の縁がない彼女を巻き込むのを渋っていた。
しかし、クラスメイト達と肝試しに行った二人は、運悪く妖絡みの事件に巻き込まれてしまう。
そして。
「この世には、『人ならざる者』というものが存在します」
チャンスとばかりに、愛沢家次女・瀬廉は、華里奈に亜乱と結婚する気はないかと持ちかける。
半ば強引な流れで人ならざる者の存在を知らされた華里奈は、ひとまず『花嫁修行』と題して、祓い屋について学ぶことになった。
しかし、同時に不穏な勢力も動き出しているようで……⁉︎
好きな人を護るため、愛沢家の者は、今日も祓い屋として生きていく。
愛と狂気を抱えた一族の行末を、あなたもぜひご覧あれ‼︎