あらすじ
十五歳になった伯爵家の嫡男、ウォルター・パートリッジに婚約者が決まった。
相手の女性は五歳年下の王女、ケイトリン。
二人の結婚はケイトリンが十八歳になってからと決まった。
結婚までの時間は八年。
長い年月を待つあいだに、自分の望みを形にしたいと考えたウォルターは、懇意にしている二歳年上の庭師ガイに相談を持ちかける。
「僕は花を作りたい。寒い日に咲く、今までにない花を。そうしてあの方に贈りたいんだ」
こうしてウォルターとガイの二人は、特別な一輪を生み出すための挑戦を始めた。
努力の日々は花開き、やがて優しい物語になっていく。