あらすじ

俺――三木誉(みきほまれ)は、また新しい警察署に異動になった。\n\n理由は、はっきり言わなくても察せる。\n\n――「お前がやったんじゃないのか?」\n\nあの言葉を、何度、何十回聞いただろう。\n\n事件現場で凶器に触れた瞬間、犯人の視点、被害者の痛み、遺族の涙……それらが一気に頭に流れ込む。\n\n吐き気とめまいに襲われ、視界が暗転する。\n\nだが、その断片的な記憶が事件解決の糸口になる。\n\n……だが、他人から見れば、気味が悪い以外の何物でもない。\n\n今回の転勤先は、港町にある県警捜査一課・特別捜査係。\n\n「未解決事件専門」という、あまり表には出ない部署だ。\n\n署の廊下を歩くと、誰もが避けるように視線を逸らす。\n\nただ一人、廊下の奥――古びた木製のドアの向こうに、その男はいた。\n\n\nこの物語は三木と藤堂との出会いと2人は相棒になり未解決事件を解決していく物語である。

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テラーノベル2025/08/23
  • 現在の作品藤堂定久という男