あらすじ

その沼は、村の外れにひっそりと横たわっていた。昼間でも薄暗く、風が止むと水面は鏡のように静まり返る。だが覗き込んだ者は、決して「自分の顔」だけを見ない。高校二年の淳(あつし)は、友人から肝試しの誘いを受けて夜の沼へやって来た。真夏の湿気は重く、沼の匂いが肺を満たすたびに吐き気を誘った。仲間がふざけて石を投げ入れると、水面に黒い波紋が広がり、何かが水底から蠢くのが見えた。

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小説を読もう2025/08/22
  • 現在の作品沼の底【夏のホラー2025】