あらすじ

バーチャルリアリティーが仮装現実だったのも一昔前、VRはさらなる進化を遂げ、新たなるにフェイズに突入した。テックセクターであり、ゲームメーカーでもあるDYNASコーポレーションが開発した新型インターフェースVRUの登場により、業界全体に改革の流れが起きる。

VRU(バーチャルリアリティー・ユニゾン)によって、仮装だった世界が理想の現実へと変わってゆく。
生粋のゲーマーであるシュンもまた、その新技術に魅入られた者の一人だった。

VRU専用のMMORPGーOREGASIMA(オレガシーマ)。
DYNASが主催するクローズドβテストの参加に応募したシュンは何とか、当選しプレイヤーとしての参加権を得る。
DYNASの本社に招待されると、そこには彼を含む18人の少年少女が揃っていた。
一癖、二癖ありそうなメンツの中で、シュンは幼馴染みの少年カズキと再会することになる。

偶然の出会いに戸惑うシュン、その最中VRUサーバー【ビフロスト】が稼働する。
見慣れないワームホールに誰もが驚くも、辞退するものは一人もいない。
恐怖よりも好奇心が勝り、彼らはOREGASIMAの世界、アルムハザードへの大地を踏む。

未知なる新世界に心を躍らせながら奔走するシュン。
しかしながら、そこは超大作として期待されているOREGASIMA。
イージーモードで脳死戦闘できるようなヌルゲーではない。

ヒーラーとして冒険者デビューするも、ソロの状態でいきなりモンスターの巣窟に放たれた彼は、あまりにも無力だった。
前衛職でもないサポート役には、どう思案しても低レベルで生存できるルートが見当たらない。
早速、詰みに入り悲観するシュンだが、それだけでは留まらない。
幾多の苦難と理不尽に末に、彼の元に現れたのは喫茶店のマスターを自称する怪しげな男だった――――

「君、面白いね。君の様な人材を求めていたんだ」

それは必然か、偶然か……彼との出会いが、βテスターでしかなかったシュンの運命を大きく変えてゆく……。


『初めまして、プレイヤー様。
当方はゲームナビゲートを務める、女神AI mEqと申します。
このゲームを通じ、プレイヤー様には今までにない未知の体験と忘れられない感動が得られることをお約束します。
つきましては、お手元のパラボードを参照にルール確認と使用設定の見直しを行ってください。
もしも、分からないことがあっても大丈夫。
問い合わせていただければ私、mEqが常にアナタ様をサポートいたします。
くれぐれも禁則事項を破らないようお願いします。
違反者には、相応の処罰が下されます……。
それでは、良き冒険の旅を』

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アルファポリス
アルファポリス2025/08/22
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