あらすじ
若き助祭ヨナの加護は、ただ一つ。
──絶対に「忘れない」こと。
地味すぎる加護【忘却拒絶(メモリアルレコード)】を持ちながら、辺境の町で祈りと奉仕の日々を送っていた。
しかし、堤防の決壊をきっかけに“封じられた記憶”が目覚める。
そこから始まるのは、教会の腐敗、領主の横暴、民を苦しめる不条理との闘い。
非力な聖職者は、転生を超えて積み重ねた記憶とスキルで成り上がり、やがてチート級の力を振るう存在へと変わっていく。
──彼の魂に刻まれた記憶こそ、七度の異世界転生が導いた千年の真理だった。