あらすじ
人類は滅びた。――はずだった。
人類最後の科学者、アレン・クラーク。
死の運命から逃れるため、その意識を最強の戦闘ユニットに移した彼は、永い眠りについた。
――次に目覚めた時、そこは五百万年後の、剣と魔法が支配する異世界だった。
人類は跡形もなく消え去り、頼りの体はエネルギー切れ寸前の「ポンコツ」状態。
絶体絶命の彼を拾ったのは、ちょっぴりお人好しなエルフの神官、脳筋ドワーフの戦士、そして皮肉屋な猫の獣人という、これまたポンコツな冒険者パーティ『迷い猫』だった。
古代のゴーレムだと勘違いされた彼は「ナナシ」と名付けられ、彼らの仲間として旅をすることに。
論理的で高性能なはずの機械(ぼく)の常識は、この世界では全く通用しない!
予測不能な仲間たちに振り回されながら、ナナシは世界の成り立ちに隠された壮大な秘密と、人類が遺した恐るべき遺産に対峙していく。
これは、心を失った人類最後の男が、ポンコツだけど温かい仲間たちと出会い、再び「心」を取り戻す物語。
『機械仕掛けのラストワン』が紡ぐ、世界の真実と再生の冒険譚、ここに開幕!