あらすじ
ウェスター公爵令嬢サーリアシャ、前世は日本人。11歳の頃、生前ハマっていた乙女ゲームに酷似した世界に転生していることに気づく。しかし、時はすでに遅く、サーリアシャは攻略対象の一人、第二王子のエルアレンと婚約してしまっていた。
そして月日は流れて訪れた運命の日。ゲームの筋書き通り、卒業パーティでサーリアシャはエルアレンから婚約破棄を宣言されてしまう。しかし、そこに現れたのは友好国のルウェリン皇子だった。
サーリアシャを「金の薔薇」と呼ぶルウェリン皇子からの求婚を受け入れたサーリアシャは、異国へ旅立ち幸せを手に入れた——はずだった。
「不思議だね。中身は全然違うのに、見かけが一緒だとやっぱり心は痛むんだ。愛していたんじゃないかと、錯覚しそうになるんだ」
この婚約破棄には裏がある。悪役令嬢を本当に愛していたのは誰?