あらすじ
主人公・春海 悠(はるみ ゆう)は、勉強も運動もそつなくこなす、どこにでもいる普通の小学生。
……ただ一つ、その身体能力が”普通”ではなかったことを除いては。
運動会のリレーで規格外の走りを見せたことをきっかけに、彼の日常は一変する。
昼休みのサッカーに誘われれば、持ち前のスピードと状況判断能力で経験者たちを圧倒。
助っ人として参加した地域の公式戦では、攻守にわたる活躍でチームを勝利に導いてしまう。
その才能は球技だけに留まらない。
体育の授業で初めて触れた野球では、豪速球と長打を連発。
彼の噂は瞬く間に広がり、行く先々で「助っ人に来てくれ」と頼まれる日々に。
「一つのことに絞るんじゃなくて、楽しそうなことを色々やってみたい」
特定の競技に縛られることなく、ただ純粋に「楽しい」を追い求める悠。
これは、後に”フィジカルモンスター”と呼ばれる一人の少年が、あらゆるスポーツの常識を塗り替え、その伝説を刻んでいく物語である。