あらすじ

世間ではすっかり新紙幣が浸透しましたね。最近ではお釣りで北里柴三郎先生がこんにちはしても、大した驚きはありません……。

さてこの作品は昨年、新紙幣発行が始まるとか始まらないとか世間が騒いでいた頃に、トリックを考案したミステリーです。

新紙幣と云うのが、なかなかどうして重要な意味を持ちますので、お楽しみください。

作品の形式に言及すると、この物語はとある私学の高校にある、ミス研での一幕です。主人公の男の子が、後輩の部員に読ませるためにミステリ短編を作ります。さて、後輩のミステリヲタクはこのトリックを見破れるのか……という、まあ端的に云えば作中作の形式です。

作中作の形式を採った理由は特にありませんが、一年ぶりに当時の文章を読み返してみるに、どうも、綾辻行人先生の短編集、『どんどん橋落ちた』とかが意識下にあったんじゃないか、という気がします。新本格ミステリの短編なら作中作だろう、と。

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アルファポリス
アルファポリス2025/08/21
  • 現在の作品社高ミス研の叙述