あらすじ
勇者パーティーを追放された青年ユリウス。
彼の唯一のスキルは【昼寝】――まさに役立たずと笑われる力だった。
行き場を失った彼が辺境の小さな村で出会ったのは、一匹の不思議なスライム。村人に「ピナ」と名付けられたその存在は、ユリウスの昼寝と共鳴し、畑を豊かにし、温泉を湧き出させ、やがて村を奇跡の都市へと変えていく。
王都の使者、勇者ダリオとの再会、魔王軍幹部との死闘……数々の脅威が迫るなか、ユリウスはひたすら昼寝を続けるだけ。だがその“怠惰”こそが都市を守り、人々に笑顔をもたらす真の力だった。
ついには魔王グラディウスすら退け、辺境の村は「昼寝と温泉の楽園」として世界に名を轟かせる――。