あらすじ
まず面倒な自己紹介から済ませよう。
細かい事の前に言っておくと、頭と瞳が冷め色で童顔の、 冷めた性格の小さくていつも眠そうな役立たずを想像してもらえると正にソレだ。
蒼の短い髪、藍の半開き瞳
166㎝、53㎏
低身長、低体重
名前、コウ
あー、っと。
好き……知らん。
嫌い……分からん。
趣味特技……いざ聞かれると思い付かない。 そんな事はどうでも良い。
ダメだ、申し訳無い、結局うまくいきそうにない。 敢えて言っておくなら、 2162年3月、 この魔術大国に生まれ、 ついこの間15歳になったばかりのガキ。
ユーロ、ドル、シム……とにかく金、 金を稼がなくてはならない。 他に必要なものは無い。
強いて言えば、喘息持ちではない強靭な身体、 刀並にキレる頭。
それから、魔術。
だから、最低限を得るために魔術科の学校に通う予定だ。
少しでも多く稼ぎたいのだが、生憎能力も知識も、 身長も、 前提として全てが身についていないのだ。
取り敢えず、一石二鳥の働き口は見付けたが。
自己紹介だけで埋まってしまった。悪しからず。 こんな面倒な俺の面倒な話だ。
気が向いたら見ると良い。
さて、 役立たずに金を稼げるのか。 無理でも稼げ、 でき損ない。