あらすじ
家に住むことと、愛を手にすること。
両方に執着する女の話。
どちらも、と欲張ったときに失わなければならなかったのは。。。
あたしは、あるとき社長に連れられてこの家に来た。
ここに住め、と住む女になれ、と。
あたしははりきった。
家を愛し、町を愛した。ひとも愛した。
昭和レトロの家も町もひとびともとても愛おしくて、この日々がずっと続けばいいなと思いつつ、でも、たとえば愛する中に「男」が混じると、ちょっとむずかしい。
社長がいて、ニッポリがいて、するとちょっと難しい。
でも、ずっと続けばいいな。
そうするともしかしたら誰かを失わなければいけないのかもしれない。
それでも。
それでも、続けばいいな。