あらすじ
鉄腕アトム 誕生70周年記念特別企画手塚治虫の代表作にして国民的作品の「鉄腕アトム」。多くのエピソードの中から、【家族】をテーマにした、豪華トレジャーBOXが限定発売決定!70年前、未来の不安を払拭させた希望の象徴・アトムの想いをいまこそ伝えたい!この国はかつて、今からは想像もできない逆境の中にありました。世界規模の戦争があり、その結果としての「敗戦」という現実は、日本を、そして日本の「未来」をも否定するものでした。そんな時期にデビューしたのが、のちに「マンガの神様」と呼ばれる手塚治虫です。なぜ手塚作品が当時の少年たちに熱烈に支持されたかといえば、そこには「未来」が描かれていたからでしょう。日本のSF先駆者として、どこか「悲劇性」をはらみながらも描き出された「未来への希望」は、少年たちにリアルな夢として届いたのです。アトムもそうです。今年はアトム誕生から70年となっていますが、1951年に雑誌「少年」(光文社)誌上での登場時は『アトム大使』という作品でした。『アトム大使』は、共存と対立をテーマとしたSFです。もうひとつの地球からの大移民団との交渉役=大使が、アトムだったのです。そして、アトムは『鉄腕アトム』へと継続されます。そこでもいろいろな事件と遭遇し、活躍を続けるアトムでしたが、今回取り上げる大きなテーマは「家族」です。もとは、交通事故で死んだ自分の子供(飛雄)の身代わりとして、天馬博士に作られたのが「彼=トビオ」です。ロボットであるがゆえに成長しない現実に、絶望をいだいた天馬博士にサーカスに売り飛ばされたのちに「アトム」は、お茶の水博士に救い出され、「おとうさん」と「おかあさん」を与えられることで、孤独から脱却し、人格をもった『鉄腕アトム』になったのです。最初からヒーローとして生まれたのではなく、「悲劇性」をのりこえたアトムだからこそ、「空を超えて♪」と歌われたときに、より「希望」を身近に感じ取ることが出来たのではないでしょうか。物語が継続するなかで、アトムは「家族」を手にしていきます。まずは両親、次いで「弟」コバルト、「妹」ウラン。あとは、TVアニメのエピソードとして登場した「弟=赤ちゃん」チータン(マンガ作品としては、ファンクラブ会誌「鉄腕アトムクラブ」に前・後編として登場エピソードは掲載されるが、後編が代筆のため、コミックスには収録されない幻の作品となっている)。最後まで名前を持つことが無い両親のもと、アトムは「FAMILY TIME」という日常--犯罪や事件や差別のない時間を目指していくのです。今回の「トレジャーBOX」企画では、永遠の少年・アトムに与えられた、「家族」という希望を7大商品としてラインナップしました。