あらすじ
「ねぇカエデさん。君、僕と結婚しません?」
犬のモノノ怪の血を引く半妖のカエデは、主人のアズマにそんなことを訊かれた。
何でも、そろそろ結婚しないと当主の座を他の者に渡すと言われたらしい。
相手のいないアズマは、何なら契約結婚で今までと何も変わらなくて良いと頼まれるカエデ。
カエデは恩人のアズマのためならいいですよと引き受け、彼が本当に好きな人が出来たならサッと離婚しようと考えていた。
しかしアズマは本当は、カエデのことが昔から好きで、契約結婚云々も照れ隠し。
そんなこととは知らないカエデだったが、だんだんと気持ちに変化が出てきて……。