あらすじ
ボードゲームの王様といわれる「麻雀」。
その歴史は古く、日本では大正時代あたりから流れて来て始まったとされます。
ルーツは中国にあるとされていますが、麻雀はその面白さから国が滅びかけてしまった事があり麻雀が禁止とされた時代もあったといわれるほどです。
まさにその面白さから人生を変えてしまうとまでいわれる麻雀ですが、私も初めて麻雀をしてから10年以上経ちました。
しかしネックなのがそのルールの難解さ。私が麻雀をしていた頃はネットにも麻雀の情報が殆どなかった為、一人で麻雀をしながら覚えていき苦労したのを今でも思い出します。
今回はその麻雀のルールをたった四つの工程で誰でもわかりやすく解説しようと思います。
麻雀をしてみよう!
麻雀では以下の4つの流れを覚えるだけで誰でも麻雀ができるようになります。
1.面子を覚えよう
麻雀は三十四種類、萬子、筒子、索子、字牌と呼ばれる大きく分けて四種類の「牌(パイ)」と呼ばれる物から組み合わせて形を作るゲームです。
牌(パイ)とはトランプでいえばカード、将棋でいえば駒を指すような言葉です。
牌(パイ)にはトランプのように1〜9の数字が振られていて、特殊なのが麻雀にはそれに加えて七種類の字牌というものが追加されてます。
筒子→1〜9
萬子→1〜9
索子→1〜9
字牌→東西南北白發中
麻雀では東西南北は季節を表し
白發中は女性を表しているといわれています
麻雀は役や形などで人生を表す意味をそれぞれ持っているといわれています。
麻雀ではこの136枚の牌を四人で使って遊びます。
麻雀とは何をするゲームか?というとたった一言だけで説明できます。麻雀は「メンツ」を集めるゲームです。
「面子」とは友達を揃える時に3、4人メンツ集まった?などといったりしますが、そのメンツの語源が実は麻雀となっていたりします。
麻雀の面子の集め方はたった2種類しかありません。
例えば同じ牌を3つ集めて作るか、
1〜9の数字の牌のうち連続になっている234、456、789、などで続いてるものを3つ揃えるだけです。
三つ同じの物を集めるか、横並びで三つ集めるか
面子の作り方は例外なくこの2種類になります。
三つ同じ形を刻子(コーツ)
連続の三つの形を順子(シュンツ)
と中国語では表します。
全部で14枚の牌が渡されるので
この三つ形を4セット作ってください。
例えば234、555、123、678
などです。このとき注意するのが必ず1つのセットは筒子、萬子、索子1つの種類で作る事です。
このように一つだけ筒子の中に索子が混ざっているとこれはセットとして認められません!
そして14枚なので4個の面子を作ると必ず2枚の牌(パイ)が余ると思います。
残り2枚は雀頭(ジャントウ)といって必ず2枚同じ牌を持って来ます。
例えば22や中中など全く同じ物であれば何でも構いません。
4個の面子と1個の雀頭(ジャントウ)
麻雀ではこの完成された形を4面子1雀頭(ヨンメンツイチジャントウ)と呼びます。
麻雀はこの形を4人で牌を一枚取って来ては捨てて【1番最初にこの形を完成させた人が一人だけ勝つ。】ただそれだけのゲームなんです。
4面子1雀頭には七対子や国士無双という例外はありますが基本的には全ての完成の形がこれになります。
それでも例外でさえ全ての形に雀頭(ジャントウ)が含まれてます。
麻雀の親と子
最初に麻雀は親と子にそれぞれ13枚の牌(パイ)が配られます。
麻雀は4人でやりますが「親」とは
『四人の中で一番最初にゲームを始める人』を指します。
136枚の残りの牌(パイ)は山といってまとめて裏返して積み上げられています。
その中から親から順に14枚に牌がなるよう一枚ずつ一人一人が切って回していきます。
そして136枚の牌が流れたら、また崩して混ぜて山を積み上げます。
これを5〜6回繰り返して得点を競うゲームです。
繰り返す事を麻雀で「局」といいます。
2.立直をしてみよう
4面子1雀頭を覚えたら立直をしてみよう。リーチが出来るようになるともう麻雀は出来るようになったといえます。意外と早いですね。
立直(リーチ)はビンゴのリーチの元にもなったともいわれています。
牌(パイ)を切りながら13枚の配牌がこの様な形になりました。
234 111 678 56 東東
雀頭があってメンツも3つ作れましたね。
あとは47があればあなたはアガる事ができます。
そうしたら山の真ん中、あなたから見て中心の場所に千点棒(センテンボウ)を置いてみましょう。
そこで「リーチ!」と他の3人に宣言して発生します。
立直スタートです。
リーチをして4か7が相手から出れば「ロン」
自分が山から4か7を引いて来たら「ツモ」
と発生します。
発声をする事で麻雀はアガる事ができます。
「ロンとツモ」を分かりやすく発声してゲームにアガりましょう。
3.面子を作ってみよう
面子の問題集です。
まずは牌問題です。
萬子1 筒子5 東 索子4
筒子の5は何番ですか
索子の3は何番ですか?
索子1 白 北 中
索子の1は何番ですか?
東東 11 發發 77
發は何番であがれるでしょう?
萬子56 索子34 筒子67 萬子34
萬子の25は何番でアガれますか?
萬子12 索子12 筒子12 索子79
筒子の3は何番でアガれますか?
索子56 索子35 索子68 索子99
索子の7は何番でアガれますか?
4.副露(鳴き)をしてみよう
麻雀では鳴き(正確にいうと副露といいます。)をすることで相手から好きな自分の欲しい牌を貰うことが出来ます。
鳴きは主にチーとポンだけです。
(他に四つめの牌を持ってくるカンがありますが初心者のうちは使わないので覚えなくて平気です。)
※鳴きをするコツは必ず鳴く時に役を付けることを意識することです!
例えば白發中の三元牌
場風牌である東
タンヤオなどで使える2〜8の牌
これらは鳴いて使うことができます。
鳴きは超便利ですがデメリットもあります。まずは役が必要なのとリーチが出来なくなります。
鳴きを使うときは慎重になるのが鳴きのコツです。
副露(鳴き)は難しいので初心者のうちはあまりオススメしません。慣れてきたら鳴きを使ってみましょう。
鳴きを覚えたら次に鳴きで使える役や強力な役を教えます。
立直を覚えたら少しずつでいいので役を覚えていくと麻雀が強くなれますよ。
5.オススメの役を覚えよう!
麻雀には五十種類近い役が存在します。しかし実戦で使われるのはなんと1〜7個だけなのです。
つまり今から覚える七種類の役があればもうほとんど麻雀の役を覚えたということになります。
頻出する役を7種類全て覚えてしまいましょう!
役を覚えられたらあなたはほぼ麻雀をマスターしたといえます。
また鳴きの有無がわかるように書いてみたので是非確認してみて下さい!
難易度☆2
鳴き×
立直
最初に覚えたリーチです。リーチは非常に強力です。リーチ一つで色々な役が乗り点数が高くなります。そのため必ず立直をするという事です。
初心者はまずリーチを覚えましょう。
おもに一発や裏ドラが乗ります。現代の麻雀の最強役はリーチです。
※立直は面前で鳴けません。
難易度☆3
鳴き×
平和
全ての面子が横並びの順子(シュンツ)であること。
雀頭に東、白發中が含まれてないと成立します。
そして両面でアガると成立です。
少し難しいですが基本の役なので覚えられると強くなりますよ。
麻雀は『メンタンピン』(面前+断么+平和)で上がるのが基本とされています。
この格言は揺り籠から墓場まで続きます。是非覚えましょう。
麻雀でもっとも大事な役です。
そして立直+平和と複合し点数を高くする事ができます。
難易度☆1
断么、
鳴き◎
数牌(字牌を含まない)の2〜8のみ(中張牌)で構成すると上がる事ができる役です。
麻雀では全国的に喰いタンというルールが採用されているので本来鳴けない断么を鳴いて使うことができる強力な手です。
2〜8だけを鳴いて積極的にアガりましょう
難易度☆1
三元牌(白發中)、
鳴き◎
三元牌は白・發・中のいずれかの役を一つ鳴くだけで役が付きます。ポンして鳴けばいいので凄く簡単です。
積極的に狙いましょう
難易度☆2
鳴き◎
風牌
東南西北を自分の場風と呼ばれるもので鳴くと付く役になります。
少し難しいですが、まず場風が親の東でこの牌は常に鳴いても三元牌のように役が付きます。
残りの南西北は親を中心に右回りに南・西・北の順番で付くようになっているので親を中心に自分が何番目にいるか確認すると分かりやすいです。
ちなみに親は場風と自風が重なっているので2飜と点数が他より高くなってます。
難易度☆2
鳴き◯
対々和、
暗刻(アンコ)の形で副露するか持っていると作れます。3個同じセットを4つと雀頭があればokです。
面前なら三暗刻と複合もする役です。
難易度☆2
鳴き◎
混一色、
かなり強力な役です。立直や断么ぐらい使いやすいので立直・断么・混一色と3個はセットで覚えてしまいましょう。
形は一種類の数牌と字牌のセット。
例えば
萬子の数牌+白白白發發
索子の数牌+東東北北北
とかならず一種類と字牌のみで形をセットで作る必要がありますね
ドラと混ぜればかなり高い点数に化けるので鳴きを覚える際は有効活用しましょう
難易度☆2
鳴き◯
清一色、
全てを一種類の数牌、萬子・索子・筒子で染めると完成する役です。
逆に字牌のみで作ると役満になります。
かなり強力な役ですが作るのはかなり難易度が高いです。副露も勿論する事ができます。
清一色で作る役満。九蓮宝燈なども有ります。
難易度☆2
鳴き×
七対子、
七個の対子を集める事で完成する役です。
対子とは二個同じ形のものです。
11や77や東東、中中のような感じです。
完成系は
22558811南南北北白白と
7つの対子で完成です。少し難しいですが偶然出来やすいので対子で困ったら作ってみましょう。
元々日本の麻雀にはない外国で生まれた役とされます。
鳴きが使えないのは立直、平和、七対子の3つだけです。覚えやすいですね、後の五つは全て鳴いてもアガる事ができます。
6.番外編 夢の役満を揃えよう
番外編です、麻雀の役満を紹介して説明を終わりたいと思います。
麻雀には4面子1雀頭それぞれ形に点数が付けられていて点数が違います。難しい物ほど高くなっていて、一番低くて1000点、一番高い物になると親で48000点にもなります。
麻雀で一番高い点数を持つ物を役満といい。ローカルを含めると数多くの役満が存在しますが主に有名でよく公式で認められてる物が11種類あります。
四暗刻
111、777、西西西、444、白白などと全ての暗刻(三つが同じ物)を自分で集めると完成です。
国士無双
全ての字牌と19の数牌全種類を集めてその13種類どれかで雀頭を作ると完成する形です。
非常に集まりづらいですが意外と上がれる役になってます。私も何度も上がっている役です。
大三元
全ての三元牌を3種類集めてくると完成する役です。
三つ全てを集めるのは至難の業です。
小四喜和
東西南北を4種類持って来てそのどれか一つで雀頭を作り完成する役満です。
大四喜和
東西南北を4種類全て刻子で作ると完成する役満です。誰かが一枚でも切ってしまうと作れなくなるのでW役満にもなるぐらい珍しい役です。
字一色
牌を全て字牌で揃える役です。数牌と比べれば字牌は少ないので配牌時にかなり字牌が偏ってないと出来ない形になります。
緑一色
清老頭
ここから先は一生に一度上がれるかわからないレベルの役になります。私も他の役満は上がってますがここから三つは一度も達成してません。いつかアガってみたいですね。
九蓮宝燈
天和
配牌時に親で完成していると成立する役です。その確率はまさに30万分の1。なんと隕石が頭に打つかる確率より低いです。
天和が出たら宝くじを買ってみてもいいでしょう。
地和
配牌時に子のツモで完成していると成立する役です。天和と同じく非常に珍しい役です。
四槓子
麻雀で最も難易度が高いとされる役、四槓子。
全て自分でカンをして4枚の牌を集めなければなりません。
最後に大切なことを伝えます。
※『分からないことは自分か麻雀に詳しい人に質問して下さい。』
今回はかなり初心者の人でも分かり易くまとめましたがそれでも実際に見て覚えた方がわかりやすい部分が麻雀には多くあります。
麻雀はやりながらが一番覚えやすいです。
流れがある上で麻雀を頭に入れたほうが入りやすいからかもしれませんね。
麻雀の質問はいつでもウェルカムなので是非宜しくお願いします!
麻雀・防御の手引き
基本的な麻雀の防御方法を教えます。
難易度順に
1.ベタオリ
2.スジ
3カベ
を教えます。麻雀の防御は無数にありますがこれらは軸として基本にするのは三つです。初心者の人はこの3つを覚えてしまいましょう
麻雀で相手からリーチが掛かったら安全に降りる事をベタオリといいます。
そのため「ベタオリ」がもっとも基本的なオーソドックスな降り方といえるでしょう。
リーチ者の河に切られた牌や他の人から切られた牌を現物(ゲンブツ)といいます。
現物ではリーチ者はアガることができません。なぜならフリテンといって不正行為になるからです。
ベタオリが有効なのはその為です。
リーチが掛かったら他の人が出す牌や親が出した現物を切って振り込まないように守ってみましょう
麻雀には筋というものが存在します。
4の筋は1・7です。
5の筋は2・5です。
6の筋は3・9です。
麻雀では基本的に両面で立直が掛かるので
23という形で1・4という待ちになりますが立直者が河に4を捨ててたら1で上がるのは不可能と考えるためです、だから
1・4・7
2・5・8
3・6・9
を覚えておくと非常に上がった時に防御力が高くなります。
ちなみに愚形では筋は効きません。麻雀上級者はワザとこれを読んで愚形では筋にリーチを掛けたりします。これを「ヒッカケ」といいます。
筋は完全には信用できませんが現物がなくて切るのに困った時はとりあえず筋を探しましょう。
最後にカベ・ワンチャンス・ノーチャンスを教えたいと思います。
カベはかなり有効な手です。
麻雀の数牌には3・7が存在します。
基本的に3や7が4枚全て切れていたら外側の1289などは両面の繋がりがなくなってしまいます。
これを利用します。
3や7が3枚切れていることをワンチャンス。
3や7が4枚全て切れていることをノーチャンスといいます。
つまり全て切れていれば愚形でない限りは1289は通りやすいと考えます。
あと2枚切れの字牌には当たらないということも覚えておきましょう。