あらすじ

「卑弥呼と鈿女(ウズメ)(紀元247年の物語➀)」(https://bit.ly/4jkZLfD)を元に改定した新編です。 旧作も設定としては良いと自分では思ってるんですよ。 でもねえ、 ―――――――――――――――――――――――――――――  北九州の土に生まれざる異邦の血、東北地方の「蝦夷(えみし)」の血が混ざった彼女は、その異様なまでの美貌を授かっていた。背は高く、四肢は長く伸び、指先は細く白い。太い眉の下、二重の瞼に縁取られた瞳は深い黒を湛え、まるで夜の海のように見る者を吸い込む力を持っていた。耳たぶは大きく、鼻は広く、厚い唇は血の色を帯びて常に濡れているかのようだった。長い黒髪が背を流れ、風に揺れるたび、彼女の首筋から漂う甘い香りが周囲の男たちの理性を狂わせた。蝦夷の血は、彼女に頑強な骨格と野性的な魅力を与え、邪馬台国の民とは異なる異邦の気配を漂わせていた。 ――――――――――――――――――――――――――――― 読みにくいよね?文語調とするなら中途半端。ならば、語り部は京都弁でやらかくていいやないか?(私、京都生まれじゃないんですけど……)と思いまして、京都弁で語らせて、 ―――――――――――――――――――――――――――――  北九州の土に生まれんかった異国の血、東北の「蝦夷」の血が混じっとる彼女は、尋常やない美貌を持っとった。背が高く、手足はスラリと長く、指先は細うて白い。太い眉の下、二重の瞼に縁取られた瞳は深い黒で、まるで夜の海みたいに見る者をグイッと引き込む力があった。耳たぶは大きく、鼻は広め、厚い唇は血の色でいつも濡れとるみたいやった。長い黒髪が背中を流れ、風に揺れるたび、首筋から甘い香りが漂って、周りの男どもの理性を狂わすんや。蝦夷の血は、頑丈な骨格と野性的な魅力を彼女に与え、邪馬台国の民とはちゃう、異邦の気配を漂わせとった。 ――――――――――――――――――――――――――――― 卑弥呼の台詞は、邪馬台国の位置の設定を佐賀・吉野ケ里としたので、佐賀弁。天鈿女命(鈿女)と彼女の巫女たちの台詞は、本州から佐賀に流れてきた設定なので、山口・長門弁にしたらどうだろう?と。 ―――――――――――――――――――――――――――――  洛陽に到着した使節団は、魏の壮麗な都に圧倒された。城壁は高くそびえ、門には青銅の装飾が施されていた。宮殿の屋根は金色の瓦で輝き、柱には龍と鳳凰の彫刻が刻まれていた。内部は絹のカーテンで飾られ、床には大理石が敷き詰められ、香炉からは沈香の煙が立ち上っていた。  曹叡は玉座に座し、その周囲には重臣や貴族たちが並んでいた。司馬懿は冷徹な眼光で使節を見据え、陳群は穏やかな笑みを浮かべ、曹真は豪快に酒を飲んでいた。魏の宮廷は、戦乱の疲弊を癒すため、享楽に溺れる傾向があり、華やかな宴が日常となっていた。 ――――――――――――――――――――――――――――― こういうのも固いので、 ―――――――――――――――――――――――――――――  洛陽に着いた使節団は、魏のキラキラした都に圧倒されたんよ。城壁は高うそびえ、門には青銅の飾りがピカピカしとった。宮殿の屋根は金色の瓦で輝き、柱には龍と鳳凰の彫刻がバッチリ刻まれとった。内側は絹のカーテンで飾られ、床は大理石が敷き詰められ、香炉からは沈香の煙がモクモク上がっとった。  魏の皇帝、曹叡は玉座にドンと座し、周りには重臣や貴族がズラリ。貴族たちは絹の袍を纏い、袖は広くゆったり、腰には幅広の帯を締め、頭には進賢冠や平巾幘を被っとった。色は赤や緑、黒が主で、金糸の刺繍が地位を表し、帯扣は玉や金で飾られ、威厳を放っとった。司馬懿は冷たい目で使節をジロリ、陳群はニコニコ笑い、曹真は豪快に酒をグイグイ飲んどった。魏の宮廷は、戦乱の疲れを癒すためか、享楽にドップリ浸かる傾向で、華やかな宴が毎日やった。 ――――――――――――――――――――――――――――― 多少は読みやすくして、 ―――――――――――――――――――――――――――――  彼女は抵抗せず、むしろ自ら曹叡の胸に手を這わせて言った。「貴方の熱、私にください」彼女の長い指が彼の肌を滑り、腹部を下ると、曹叡の息が荒くなり、彼は呻いて言った。「そなた、危険な女だな」彼の手が彼女の腰を引き寄せ、太ももを強引に開かせると、天鈿女命の瞳が妖しく光り、彼女は言った。「私を支配してみてください」彼女は曹叡の肩に手をかけ、彼を床に押し倒した。虎の毛皮の上に彼を仰向けにさせると、彼女は彼の腰に跨がり、ゆっくりと腰を下ろした。 ――――――――――――――――――――――――――――― R-15なんちゃらで、なんか変な表現を、 ―――――――――――――――――――――――――――――  彼女は抵抗せず、むしろ自ら曹叡の胸に手を這わせ、「陛下の熱いもんをわてにくれや」と言うた。長い指が彼の肌を滑り、腹部を下ると、曹叡の息が荒くなり、「そなた、危険な女だな」と呻いた。彼の手が腰を引き寄せ、太ももを強引に開かせると、天鈿女命アメノウズメノミコトの瞳が妖しく光り、「わてを支配してみてや」と言うた。彼女は曹叡の肩に手をかけ、彼を床に押し倒した。虎の毛皮の上に仰向けにさせ、腰に跨がり、ゆっくり腰を下ろした。 ――――――――――――――――――――――――――――― なんて変えてみた。序盤はほぼ同じだが、第4話あたりから、ストーリーを変えてみようと思います。 特に、 「第11話 日食と卑弥呼の封印」(https://x.gd/X29ik) 「第12話 臺與の落命と天孫降臨」(https://x.gd/yxyFz) 「第13話 天孫降臨と八咫鏡の秘密」(https://x.gd/zcsAO) これ、書き込みが足りないんですよね。なぜ、こうなるかの導入が不足。 🔵長安変奏曲(古代~近世官能シリーズ③)、https://bit.ly/4ltXy2W を 🔴新編 長安変奏曲 Ⅰ(古代~近世官能シリーズ⑦)、https://bit.ly/410wYps 🅽🅴🆆! ⚪️新編 長安変奏曲 Ⅱ(古代~近世官能シリーズ⑧) 未公開 こうしたように新編として全面書き直ししている作品です。 登場人物は話の最後にまとめました。各挿話で登場人物が異なるのでこの形にしました。人物の読み仮名は登場人物を参照して下さい。 序 天細女命と遣魏使節 若きウズメ  薄暗い夜、吉野ヶ里丘陵の南端で篝火がチラチラと揺れ、若き鈿女の肌を妖しく照らし出す。まだ二十歳にもならん若い娘やけど、鈿女の体はもうすっかり大人で、まるで神さんが泥から削り出したみたいな、しなやかで豊満な姿やった。  北九州の土に生まれんかった異国の血、東北の「蝦夷」の血が混じっとる彼女は、尋常やない美貌を持っとった。背が高く、手足はスラリと長く、指先は細うて白い。太い眉の下、二重の瞼に縁取られた瞳は深い黒で、まるで夜の海みたいに見る者を引き込む力があった。耳たぶは大きく、鼻は広め、厚い唇は血の色でいつも濡れとるみたいやった。長い黒髪が背中を流れ、風に揺れるたび、首筋から甘い香りが漂って、周りの男どもの理性を狂わすんや。蝦夷の血は、頑丈な骨格と野性的な魅力を彼女に与え、邪馬台国の民とはちゃう、異邦の気配を漂わせとった。  その夜、鈿女は巫女たちを連れて、本州の山野を抜け、九州の佐賀県、吉野ヶ里丘陵に向かっとった。丘陵の南端には有明海が迫り、昔の縄文海進で海水が削った遠浅の干潟が広がっとる。城原川と田手川が丘陵を東西に分け、葦が茂る水辺は夜風にザワザワ揺れとった。鈿女の着る薄い布は歩くたびに柔らかく揺れ、豊かな胸や腰の曲線が隠しきれんかった。草鞋が湿った土を踏む音すら、なんか人を誘うような響きやった。彼女は自分の美貌と体の力がどれだけ人を惑わすか、よぉ知っとった。隠す気なんぞ、まるでなかったんや。 「鈿女はん、向こうの丘に火が見えるで。邪馬台国の都やろか……」と、巫女の一人、タカミがビクビクしながら長門弁で呟いた。タカミは小柄で、邪馬台国の娘らしい細い眉と切れ長の一重の目を持っとった。鈿女は振り返り、唇の端をちょっと上げて、「せやな。あそこに、わてらの運命があるかもしれん。タカミ、あの火、よぉ見てみ。何か感じんか?」と長門弁で言うた。声は低うて、蜜みたいに甘く響いた。彼女の瞳が篝火を映し、炎みたいに揺れた瞬間、タカミは息を呑んで、「うん、鈿女はん。何かでっかい力が待っとる気がする……」と答えた。鈿女の美は、見る者をただ魅了するだけやなく、魂をガッチリ掴む魔力を持っとった。  丘陵の北側には、環濠に囲まれた集落が広がっとった。二重の濠の内側には、高さ四メートルを超える墳丘墓がポツポツあり、頂上には甕棺が埋められとった。集落の中心には高床式の宮殿がデンと構え、周りを楼観が囲んどった。夜になると、楼観の衛兵が持つ松明が遠くから見えて、鈿女たちの道を導いとった。

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カクヨム2025/08/20
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