あらすじ

その日、二十二歳の菊池あさひは家出の途中だった。  あさひは岩手県花巻市のJR釜石線沿線の土沢駅の近くに住んでいた。ここは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルと言われている場所だ。  そんなあさひは家を出て、盛岡に住む親友の小夜子の元へと身を寄せるところだったのだ。  だが盛岡に到着するはずだった電車は、『まほろば温泉駅』という、深い霧に包まれた不思議な駅に着いてしまう。戸惑うあさひに、売店の老婆は、ここはこの辺りを治める姫神がひらいた、人ならざるモノたちのための温泉、『まほろば温泉』なのだと告げる。もし困っているなら、姫神から温泉の管理を任されている湯守にきいてみるといい、とも教えてくれる。  白い霊狐の白夜に案内されて、湯守に会いに行くことにするあさひだったが…… ※エブリスタさんの「特集 バケモノと人」に選出いただきました! ※こちらの作品は「小説家になろう」でも掲載している作品になります →書籍化決定しました!

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エブリスタ2018/07/06
  • 現在の作品まほろば温泉繁盛記