あらすじ
精霊は「感情を持ってはいけない」──それが、この世界の掟だった。
けれど、風の精霊・愛菜は、自分の心の奥に芽生えた感情に戸惑いながらも、人間に近づきたいと願っていた。
そんな彼女の前に現れたのは、異世界から迷い込んだ少年・蒼騎。
彼との出会いは、形式的な契約にすぎないはずだった。
だが共に旅を重ねるうちに、二人の心は少しずつ触れ合い、掟を越えた「本当の絆」に変わっていく。
しかし、精霊が感情を持つことは“異端”とされ、愛菜は世界から拒まれる危機に直面する。
それでも蒼騎は迷わなかった。
「恋人であり、友であり──君と生きたい」
その想いと共に交わされた“永遠の契約”は、やがて人と精霊が共に生きる未来を拓いていく。
涙と笑顔、そして風が紡ぐ物語──
心を持つことを禁じられた精霊と、一人の少年が出会い結ぶ、永遠の絆のファンタジー。