あらすじ
東京を拠点に世界を支配する巨大コングロマリット・山下財閥。
その総帥・山下信之は、人々から「買収の帝王」と呼ばれていた。
彼が振るう武器は、莫大な資産と鋭い頭脳、そして古来より伝わる“金霊”が宿る契約書。
署名した瞬間、悪しき者の財産も魂も吸い尽くすというその力で、信之は政財界の巨悪、裏社会の支配者、さらには異界から忍び寄る影までも次々と買収していく。
だが、契約の力には代償があった。
正義を掲げる信之自身もまた、金霊に喰われる危うさを秘めていたのだ。
「世界を浄化するのは、剣でも銃でもない。――契約だ。」
悪を金と知恵で制裁する帝王の戦いが、今始まる。