あらすじ

ゴシックロリータの袖からのぞく白い指。 隠された星座図。 館の奥で、古時計が時を刻み、銀の燭台が夜を照らす。 鳥籠の中で眠る呪文書が、少女たちの運命を静かにひらく。 少女は、悲劇を避けるために杖を握り、 夜の呪文を唱える。 悪夢に遊びながら、運命を結び直す。 少女は、口元をゆるめていた。 でもその目の奥は笑ってなどいない。星座図の一点に指を置いた。 (ここが、葉月の座標) そう言ったわけじゃない。 ただ、指をさすだけだった。 それで、すべてが始まった。 柔らかい光が丸く空間に描かれていく。 その真んなかには、愛しい想い人がいた。 「ハイビスカスのゆれる頃」、もう一つの物語。

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カクヨム
カクヨム2025/08/19
  • 現在の作品血潜りと鏡の回廊