あらすじ

夜明け前の病室に、二つの産声が響いた。\n双子の男の子だった。\n\nひとりは額にひとつの大きな目を持ち、\nもうひとりは顔にふたつの目を持っていた。\n\n両親はしばらく言葉を失ったが、やがてどちらか片方にだけ手を伸ばした。\nやわらかな毛布に抱きしめられたのは、一人だけ。\nもう一人は、泣き声を上げても腕に迎えられることはなかった。\n\nそれが、この家族の始まりだった。

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テラーノベル2025/08/19
  • 現在の作品ひとつ目とふたつ目の双子