あらすじ
『落選作(予選落ち・最終候補作品)』から学ぶ公募文学賞の歴史!
「江戸川乱歩賞」をご存知ですか?
日本のミステリー小説公募コンクールの最高峰と言われ、この賞を受賞してデビューした作家さんは、皆さん大ベストセラー作家になっていることでも知られています。
代表的な受賞作家の方々は、西村京太郎さん(第11回)森村誠一さん(第15回)「赤かぶ検事」の和久峻三さん(第18回)「グイン・サーガ」の栗本薫さん(第24回)「逆説の日本史」井沢元彦さん(第26回)高橋克彦さん(第29回)そして、第31回受賞者・東野圭吾さん。
「弟切草」で社会現象を巻き起こした長坂秀佳さん(第35回)剣豪小説の第一人者・鳥羽亮さん(第36回)「アマルフィ」「ホワイトアウト」の真保裕一さん(第37回)桐野夏生さん(第39回)
「半沢直樹」「下町ロケット」の池井戸潤さん(第44回)も乱歩賞受賞からデビューされてます。
……ですが、このエッセイでは受賞作ではなく、あえて「落選作」にスポットを当て、受賞作と比較しながら編者がスーパーレビュー!
誰もやらなかった、
いや、誰もやりたがらなかった究極のミステリー評論、ここにあり!
【追記予定作品・タイトル内カッコは書籍化時の改題】
第35回(1989年)落選作 吉岡道夫「メービウスの魔魚(〈稲妻〉連鎖殺人)」&花木深「泣き顔のクピド(天使の墓)」
※受賞作、長坂秀佳「浅草エノケン一座の嵐」
第36回(1990年)落選作 真保裕一「代償(誘拐の果実)」
※受賞作、鳥羽亮「剣の道殺人事件」&阿部陽一「フェニックスの弔鐘」
第41回(1995年)落選作 ヘンリー川邉「ヒポクラテスの柩」
&渡辺容子「流石(流さるる石のごとく)」
※受賞作、藤原伊織「テロリストのパラソル」
第42回(1996年)落選作 高嶋哲夫「ペトロバグ(ペトロバクテリアを追え!)」
※受賞作、渡辺容子「左手に告げるなかれ」
第50回(2004年)落選作 大久保権八「裏金街」&永橋隆介「ゴドルフィンの末裔」
※受賞作、神山裕右「カタコンベ」
第51回(2005年)落選作 須藤靖貴「かしわでヘイルメリー(大関の消えた夏)」
※受賞作、薬丸岳「天使のナイフ」他随時追加予定です。