あらすじ

世界は無数にある。同じ様な世界でも、どこかが違う。 他人からすれば、その世界は歪かもしれない。 けれども、その世界に住むヒトたちにとってはそれが当たり前で、それが現実だ。歪だなんて思わない。 誰かが言った。『誰もが主人公』なのだと。 なら、歪な世界ではどうなるのだろう。 これは、どこかの世界の物語。歪でおかしくて、壊れていて、語呂の悪いお話。 助けて。誰もが言った言葉。誰もが見て見ぬ振りをした言葉。 それでも『助けて』を言えなかった少女がいる。そんな言葉を知らなかったから。 だから少女は『助けて』と言えない。 ならば誰かが手を差し伸べれば良い。『助けて』という言葉を教えてやればいい。そうして少女も『助けて』を言えるようになる。 少女は優しかった。少女は強かった。少女は魔性だった。 少女の善意で、人が狂ってしまった。狂ってしまった人は少女を手に入れるために全てを壊そうとした。 果たして誰が悪かったのか。少女が悪かったのか。それとも別の誰かなのか。 けれども、ひとつだけ言えることがある。 世界が、その少女を愛している。 それが、その少女にとっての幸せとは限らないけれど。

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小説を読もう2024/11/09
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