あらすじ
陸軍少尉の真木は、南方支援のため乗船していた駆逐艦が米軍の魚雷を受け沈没した。博多湾の海を彷徨い、明け方に刺し込んだ鏡の光に導かれ砂浜へ這い上ると、日神子と名乗る少女がいた。神鏡を扱い不可思議な霊力を持つ、日神子に魅かれた真木は邪馬台国の厄災を除くのに力を貸した。その後、元の世に戻ったが故郷の広島は焦土となり、二年後、再び邪馬台国に姿を見せると壱与と言う新女王が待っていた。再びの厄災に立ち向かった真木が凱旋すると、壱与からの申し出を受け婚儀の祝宴が取り行われた。そこで真木が語ったのは全土を束ねる話であり、翌年には全軍を率いた東征の船に立っていた。後に、真木は崇神と諡(おくりな)された。