あらすじ
【俺は、まだ生きたかった】
サッカー部のレギュラーに選ばれ、想いを寄せていた彼女とも付き合い始めた。
──そんな高校二年の夏、突然の高熱が俺の人生を終わらせた。
病名は「急性リンパ性白血病」。
初期症状はただの風邪。気づいた時には、もう手遅れだった。
家族も、彼女も、仲間も、誰一人責められない。
だけど──死にきれなかった。まだやりたいことが、あまりに多すぎたから。
目覚めたのは真っ白な空間。
目の前には「女神」と名乗る人物が現れ、こう告げる。
「今の記憶を持ったまま、別の世界で生きてみませんか?」
最期に何もできなかった俺が、今度こそ生き抜くために選んだ道は──
“病気にならない肉体”と共に歩む、異世界での第二の人生だった。
でもその世界は、「常識」が通じない場所で──