あらすじ
時は江戸時代・幕末。
世には妖があらゆる場に鎮座していた。
人々は知るよしもなかった。
それはその妖が人間に害を及ぼす敵とみなすべきものではなかったからだ。
人との交流を深める人に近い妖もいた。
人々はそれが妖とも知らなかったが別段特筆すべきことは何も起こらなかった。
また、物ノ怪と呼ばれる妖もいた。
それらはただの妖とは違い、邪気を身に纏い妖を食する。
時は変わり現代。
現代でもその者らの血と妖の血を受け継ぐ者たちがいた。
血筋は途切れることなく半永久的に続いた。
伝統は親から子へ順に知らされそのことを知る者は多くとも実際に力を振るったことは無きに等しかった。
だが、ある日を境にこの平和な関係は脆く崩れさることとなった…