あらすじ

24,700字。現場で働く者とは掛け離れた所で勝負が決着した大坂・冬の陣。約束の解釈を巡って、ひと悶着。のんびり構える豊臣勢。焦って焦って手を出しまくる徳川勢。家康の寿命が尽きるのを待つ作戦は大失敗。身包み剥された大坂城は丸裸。頼みの真田丸も跡形もなく。ドン引きの生え抜きなど頼りにならず、気概のある者同士で事に当たる。それでもやっぱり手柄が欲しい。寄せ集めの軍勢は勇み足が良く似合う。計画を守れずフライング。予定は未定のドタバタ劇。それでも、家康に自害の恐怖を叩き込む。恥も外聞もかなぐり捨てて、逃げるは恥でも、役に立つとばかりにすたこらさっさ。「もう少しで落とせたのに」って悔やむのは、男女の駆け引きと同じでしょう。詰めの甘さは、破綻の兆候。支え会える仲間の質で、明日も変わる。戦をしても恨みつらみの泥沼はない。どこか爽やかに戦い抜く。結末は得てして呆気ない物。なんだこれ?なんて言わずに我慢我慢。命がけの戦です、筋書き道理に行くはずもなく、どんでん、コロリの奮戦劇で御座います。 赤い血心-真田左衛門之助幸村は、歴史の裏で暗躍した黒衣の宰相・南光坊天海を描いた「蠢く鴉は闇夜に笑う」(明智光秀は三度死ぬ)のスピンオフです。

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エブリスタ
エブリスタ2020/06/23
  • 現在の作品赤い血心 ③完結編 泥だらけの気骨、大坂・夏の陣