あらすじ
<イラストと画像を入れての完全版再UP>
旅先で出会った高野聖の鞠日土に誘われ、武庫山に向かった "えびすかき” のシマオ。山中で天狗からは、罪人を送る荒地山で人探しをする少年がいると聞き、会下山という里に近い山では、山の神という存在に出会う。山という神域で ”仲間の絆” と "神との絆" が新しく生まれていく物語。
***
昔々、人形はまだ子どもの玩具ではなく呪術や祈祷に使う神の依りましであった事もあり、木箱から現れて舞う木偶人形は神そのものだった。
摂津国の戎社から、えびす大神の神徳を諸国に広めるために生きた「えびすかき」。彼らは首から下げた箱から木偶人形を取り出し「えべっさま」を舞わしながら、神様の絵札を毎年配り歩いた "神の使い” だった。