あらすじ
「儂は。おぬしを……さながら湖面に映る、あの月のように思っておったのだ」
今は亡き西伯侯・姫昌の息子である姫発が、今まさに殷を脅かさんと首都・朝歌に迫ってきている。その隣に、忌々しい呂商と言う名の参謀を引き連れて。
それでも己は間違っていない、己の栄華は揺るぐはずがないと信じている妲己。その妲己と紂王が交わした、これはある一夜の物語。
※妲己をテンプレートな悪女として描いています。苦手な方はご注意ください。
※歴史上の出来事に関して、ある程度の作者の自己解釈と捏造が含まれます。
<更新履歴>
2021/03/18 全文掲載