あらすじ
神聖ローマ帝国貴公子・カール大公と、タンプル塔から解放された少女・マリー・テレーズの恋物語。
マリー・テレーズは、ルイ16世とマリー・アントワネットの娘だ。両親がギロチンにかけられた後、人質交換でタンプル塔を脱出したマリー・テレーズは、母方の祖国であるオーストリア、ハプスブルク宮廷に引き取られた。
辛い経験をしたのに決して挫けない彼女に、従兄であるオーストリア皇帝の弟、カールは、尊敬と、やがて恋心を抱く。そんな彼女を、フランス、ブルボン家の亡命王朝の主、ルイ18世は取り込もうとする。
父方(フランス)従兄のアングレーム公と、母方(オーストリア)のカール大公。二人の貴公子から求婚された彼女は……。
カール大公の、青年期から死の直前まで続く、息の長い恋を描きます。