あらすじ
愛する妃のために白亜の霊廟タージ・マハルを建造した、ムガル帝国第五代皇帝シャー・ジャハーン。「世界皇帝」と称されるその人に、幼い頃から仕えていたというひとりの年老いた男。遥々フランスよりインドにたどり着いたF.ベルニエは、その男から皇帝の知られざる話を聞く。
しかしその話を聞くうちに、ひとつの疑念が湧き上がる。
シャー・ジャハーンの人生を語るその男は、果たして何者だったのかーー
参考文献
ベルニエ著 関美奈子訳 『ムガル帝国誌(一)(二)』岩波文庫 2001年
小名康之監修 フランシス・ロビンソン著 『ムガル皇帝歴代誌』創元社 2009年
佐藤正哲他著 『世界の歴史14 ムガル帝国から英領インドへ』中央公論社 1998年
神谷武夫著 『インド建築案内』TOTO出版 1996年