あらすじ

1944年。大戦敗戦間近のドイツ・ベルリンでは、ヒトラー率いるナチ党が狂気を極め、日々書物の焚き上げや流血沙汰が沸き起こっていた。ナチ党の思想統制部が目をつけたのは、異民族や精神薄弱の人々、そして芸術家たちだった。ナチスから命を狙われる児童文学作家、ナチ党を批判する作品を撮る映画監督、「ナチスの恋人」の異名を持ち、ナチ党を喧伝する曲を奏でることを強要されるピアニスト……。彼らのもとに、救いの女神は舞い降りた。かつて舞台を突然降板した女優であり、今は『ナチス専門の殺し屋』を名乗る美女、グロリア・トワレは、時に奇抜な、時に非情な、時に元女優ならではの方法で、虐げられた人々を救っていく。 英軍のドレスデン空襲の日に設定された彼女のラストプランとは。 戦火の向こうに、人間の尊厳と自由が守られる、美しい世界はあるのか―ー。

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エブリスタ2021/10/09
  • 現在の作品芸術家たちの生涯