あらすじ

――――|東華《とうか》に龍在り。  はるか昔から言い伝えられるほど、東華大陸は龍との|縁《えにし》が深い。六龍と呼ばれる|黒曜《こくよう》龍、|水晶《すいしょう》龍、|紅玉《こうぎょく》龍、|瑠璃《るり》龍、|翡翠《ひすい》龍、|金剛《こんごう》龍の六種の龍は、神の化身として人々に崇められてきた。  その東華大陸は、長きにわたる戦乱の最中にあった。かつて東華を統一していた|綜国《そうこく》が滅んだ後、五覇公と呼ばれる五つの大国と、十二諸侯と呼ばれる十二の中堅国家が、互いに覇権を争う|群雄割拠《ぐんゆうかっきょ》の時代を迎えていた。  その中で|黒鷹衆《こくようしゅう》と呼ばれる傭兵集団がいた。黒曜龍を駆り、どの国にも属さず、金で雇われて戦を請け負う彼らは|蛟《みずち》乗り、あるいは|蛟騎《こうき》と呼ばれた。  そんな黒鷹衆に属する齢十八になる見習い蛟騎の|千疾《ちはや》は、相棒の黒曜龍のマカゼと共に|僥国《ぎょうこく》を訪れていた。戦を仕掛けるために。しかし、千疾はその戦に迷いを抱いていたのだった―――――

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エブリスタ
エブリスタ2021/03/19
  • 現在の作品蛟騎(こうき)、空を駆ける