あらすじ
愛情の反対は無関心だとよく言われる、私もその意見には賛成だ。
そもそもそこに関心がなければまず愛なんて生まれないだろう。
じゃあ、結局愛って何なのか答えられる人はどれくらいいるだろうか。
「愛情値」が健康指標としてあげられている国の話。
高校3年生の健康診断で瀬名瑞希は愛情値が低い指摘された。
そのまま愛情欠乏症の治療を受けることとなり、病院に行く。
自分の愛情値が低い理由は気づいていたが向き合いたくない瑞希。
病院で紹介された小さな治療院に赴くとそこには不思議な先生がいた。
瑞希は先生と会話するうちに心を開き、次第に自身の変化に気づく。
『この人の背中がただひたすら愛おしくて、苦しくて、悲しく感じられた。
そしてこれが愛なのだと、私は気づいていた。』