あらすじ
「君の気持ちは嬉しい。でも俺の使命は、みんなを救うことであるからね」
それは新政府と文明開化に揺れる明治時代。新興宗教・永楽教の若き教祖である聖蓮。彼は神など信じていないというのに、両親に望まれぬまま神の声が聴ける御子としての役割を演じ続けてきた。
両親が永楽教の信者であった僕は、年が近かったために幼い頃から彼の遊び相手となっており、今では側近であると同時に唯一無二の親友という関係にある。
純粋な心根から、皆に望まれるまま人助けを続ける聖蓮と彼が心配でたまらない僕。ある日、恐れていた悲劇が起きて……。
<更新履歴>
2021/12/28 全文掲載