あらすじ
京の都より南方の山近くにある小さな村。そこには昔から化け物が住み着いているという。
〝ヤマタノオロチの欠片から生れた化け物〟そう人々は言った。
空は曇り続きでろくに作物も育たなく生活は苦しいものだった。
そこで村人達は何としてでもこの生活から村を守ろうと化け物に若い娘を生け贄として捧げ、空を晴らすよう申し出た。すると見事に空は曇一つない快晴となり人々の暮らしは豊かになった。
数年が経ったある日、化け物が住み着いていた森から人が現れた。その人間は生け贄として捧げられた娘と二人の子どもの姿であった。
その二人の子どもともう一人の村の子どもの話。