あらすじ
赤備えと呼ばれた者たち。
その首魁を父に持つ娘、あき。
あきは赤備えのひとりとして、来たる戦に臨み、戦場に立つ。
お楽しみを。そして願わくば、貴方の心に響かんことを。
※赤備えと銘打っていますが、本作品はフィクションです。井伊や真田等、実在の赤備えを描いた小説ではありません。
※ 登場人物
高遠あき:主人公。
高遠是綱:赤備え首魁。あきの父。
高遠是清:赤備えのひとり。あきの叔父。
高遠三郎:是綱の三男であきの妹。
※ 用語集
小袖:着物の一種。
石突:槍などの長柄武器の、刃が付いている側の反対側。
鉢金:鉢巻の一種で、額部分に鉄板を入れて防具としたもの。
一刻:約2時間。半刻は約1時間。四半刻は約30分。
獲物:扱う武器のことを獲物と呼ぶ。
大身槍:穂先が30センチ以上ある大きな槍。
金砕棒:両手で扱う巨大な棍棒。打撃は重装備相手に大きな効果がある。
胴丸:鎧の一種。胴や腰を覆う程度で、肩や腕、足は露出している。