あらすじ

土岐元頼は、父である守護土岐成瀬の後継者を巡る船田合戦と城田寺合戦に敗れ『中洞』に逃げ隠遁生活に入る。さらに、元頼一家は六角高額を頼り、近江の見津一族の保護を受け『佐目』に移住。病死を悟った元頼は、光秀に美濃に戻り土岐氏守護になることを託す。そのため、光秀を土岐氏支流の明智光綱の養子にすることを画策する。光秀は、進士家の養子を経て明智本家の養子となる。明智光秀は、養父の明智光綱が三十代で病死したため、東美濃の雄である明智家の当主となった。光秀は1549年(天文18年)、27歳になって初めて斎藤道三に出仕。1556年(弘治2年)、道三は子の義龍と対立し、長良川で激突し敗死。道三側についた明智家は美濃を出奔(光秀34歳)。光秀は、最初の室である千草と二人の娘と長男、正妻の煕子、養母のお牧の方、明智秀満などを連れ、明智の里を去る。一行は先ず、西美濃にある千草の実家の山岸家に立ち寄る。光秀は、千草とその三人の子供と煕子などの一族郎党を山岸家に預ける。光秀は士官の道を求め、一人都を目指す。美濃を後にした光秀の行動は、順に①京の将軍家御所②朽木に隠遁する将軍義輝の幕臣・細川藤高の中間になる③御所に戻ると、藤高に朝倉義景の家臣に推挙される④朝倉義景の家臣の黒坂景久家に寓居⑤朝倉義景の家臣となり、鉄砲隊の頭となって一向一揆と戦う⑥義輝が弑逆され、弟・覚慶が琵琶湖南端の矢島の里から若狭の武田家に逃げる際、義景の許可を受けて一行を救援するため、高島の田中城に急行し、三好一党と戦う⑦朝倉義景は、足利義昭と改名した次期将軍を連れ上洛することを約束。しかし、実子の突然死で延期となる⑧足利義昭は、再び織田信長を頼る。光秀は藤高とともに足利義昭に同道するも、まだ正式の幕臣になっていない⑨上洛を果たした義昭は、信長の後援により、第15代征夷大将軍に就任。幕府が復活すると、明智光秀は晴れて幕臣となり、馬乗りの足軽大将に抜擢される⑩藤高とともに、信長と義昭の連絡役や調整役を務める⑪本圀寺の戦いで新将軍の命を守る活躍で、信長に軍役の実力を評価され、信長の家臣となる。信長と将軍の確執に疲れた細川藤高も、信長の家臣になる。ただ、光秀の与力として藤高はその指揮下に入る⑫以後の光秀は、信長家臣として縦横無尽の活躍で家臣筆頭の地位を得て、家臣で初めての城持ちになった。

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エブリスタ
エブリスタ2022/02/04
  • 現在の作品秀麗にて秘奥あり候~土岐の彼方に~