あらすじ
タイトルがシリーズのひとつになっていますが、本作は今まで書いたシリーズを纏めなおして書き直すもので、独立した話です。
今まで書いたものと被るシーンも多いですが、纏めて書き直している故です。
同シリーズの他の拙著を読む必要なく楽しめるように書いております。ご安心ください。
シリーズの別のものと使いまわしですが(事情はリンクに書いてあります)、表紙こちらです。
https://kakuyomu.jp/users/OukiSoejima/news/16818622171248272411
※男性の同性愛者が出てきます。苦手な方はご注意ください。
ただし、一般に言うBLではありません。BLと思って読まれたら、絶対がっかりなさいます!
所謂、出オチのネタです。重ねて言いますが、BLではないので、期待なさらないでください!
(そもそも作者、BL本読んだことないですので、BLを知りません……)
数か月、執筆停止して申し訳ありませんでした!
大丈夫になりましたので再開します!(2025・08・08。もう八月なのね~)
魔国――嘗てあったはずの名前すら忘れ去られた国。
魔国王族の子を産んだ女性は皆死ぬと言われ、それは真実だった。
その中で、母親の死と引き換えに生を受けた第二王子ファムータル。その異母兄・丁鳩。丁鳩の出生により母を失った異父兄サティラート。
血のつながりもあやふやな三兄弟は、多くを失い残った互いを大切にしていた。
末弟のファムータルは、ただ、母の故国エルベットで兄たちと平和に過ごしたいと願うが、兄は魔国王族として腐った国を正すために身を砕く。
そんな折、ファムータルは、兄が保護した瀕死の奴隷の少女を見初め、禁を破って魔力を注ぎ、助けてしまう。
エルベット王族に、誰か一人だけ特別扱いは許されない。大問題となるべきだったこのファムータルの行動は――全ての始まりだった。
恋も知らない王子の初恋――その想いは、願ってもいない悲願を叶える。
皆一緒に幸せに居たい。それだけの願いだった。