あらすじ
男性声優限定、ボイスオタクの高校三年、佐々木亜矢。
今日も深夜枠のアニメを見て萌えております。
受験に就職、みんながピリピリしているにもかかわらず、マイペースでいる彼女。
彼女にとっては漫画本とテレビだけが唯一のもので、誰にも怒られることなく時間を気にしないで見ることができる。
そうは言っても彼女もそれなりの悩みもあるし苦労もしている。
亜矢は身体障碍者。
左の手首から先がないのだ。
だがそれを隠すこともなく明るくふるまう彼女。
ある時、スーパーに買い物に来ていた時に聞いた声。その声に恋をした。決まった時間に現れるスーツ姿の二人組。
見た目だけでやくざだと勝手に妄想。
恋した男性は舎弟。
あくまで妄想の中で悶えているとたまたま声をかけることができた。
片想いのいい声の持ち主を陰から見るだけの日々を送る。
でも現実は甘くなくて、恋した人からは、言葉という狂気で傷つけられる。でもそれを救ってくれたのは、社長だった。
いつしか社長に好意を待つようになる亜矢。
社長もいつしか彼女に好意の目を向けるようになっていく。
ある日社長から誘いを受け、亜矢は、一日だけ、彼のフィアンセとしてふるまうように頼まれる。母親を殺した北条家に復讐するため、会社を立ち上げた彼、だがそこには遺産を巡るお家騒動が絡んでいた。
片腕がなくても明るい亜矢。見た目やくざっぽい、年上イケ叔父社長。
二人の前に立ちはだかる影は、亜矢の過去と井上の事業を邪魔する親戚たちと絡まりだす。
そして恐怖が亜矢に降りかかる。