あらすじ

私より頭一つ大きい彼は同僚でも旧友でもない。年齢も、名前すら知らない。『ユウキくん』だって私が勝手につけたニックネームだ。  私たちはただ同じ通勤電車を利用するだけの関係。乗る駅も違えば降りる駅も違う。  こうして話せるのは乗車時間の重なるたった十分間。  けれど私は、あの日鞄が開いていて本当によかったと思っている。

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エブリスタ
エブリスタ2023/07/14
  • 現在の作品アメリカまで降りない