あらすじ
●宝ひかり 第24作目の作品です。
森高 心(もりたか こころ)は
いつも適度に笑顔で明るく、
上手に人付き合いができる性格だった。
*
そんな心が大学で出会ったのは、
自分をしっかり持つ越智 拓磨(おち たくま)。
直接的な関わりがなかった拓磨は
一緒の輪で笑っている時も、
どこか違う場所を見ているようだった。
*
浅はかな苦々しい思い出に目を伏せて
ニコニコ笑って日々の生活を送るのは、
とても楽でもあり
でも同時にすごく苦しくもあった。
意外にも越智君と一緒にいると、
身体の緊張が抜けて楽しくて笑ってしまう。
この人にこういう感情を抱くとは
入学当初、思ってもみなかった。
〜〜
ミラというのは、くじら座の心臓部分で光る変光星です。
くじら座と言っても、腕の生えた巨大怪物といったイメージで描かれています。
そんな、巨大くじらの心臓部分に位置するミラですが、縮めたり膨らませたりしながら激しく赤い光を放ち、やがて星の一生を終えると言われています。
終わりに向かう星へ、小さな蝶々が一生懸命に駆けつけていく様子を思い浮かべながら、タイトルを決めました。
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(注)物語は速い展開で進まないです。
執筆期間 2023.07.05~07.26
駆け上がるような執筆でした。
作中の挿絵や写真等は、全て許可を頂いて使用しております。