あらすじ
朝の通学電車に乗り込む。
同じ車両の――今朝も彼女はいつもの場所に立っていた。
僕は高校に入学してから電車で学校に通うようになったのだが、そこで僕は同じ車両の同じところにいつも立っている彼女に気づいた。
彼女も僕と同じく高校生なんだろうけど制服はどこの高校のものかはわからなかった。
だから名前なんてわかるはずもない。
そこから僕の想像の中で彼女との二人のロマンスが始まった。
これは運命の出会い。
ひょっとすると彼女も通学電車の同じところに毎日立っている僕に気づいているのかもしれない。
それがいつしか恋心となって、ちらちらっとお互いを眺め合うようになったりして――。
運命の二人だ。
って、そんなわけなかった。
ところが?
そうでもなかった。
何がどうしてそうなった?